BABOK関係の知識体系

BABOKでは知識エリア「Underlying Competencies」でビジネスアナリストに必要な基礎能力に関して明記している。IT知識や特定業務領域の知識をはじめコーチングやファシリテーションスキルなどを説明。また各知識エリアの中で各タスクにおいて必要なテクニックに関しても記述しており、自分の現在の仕事内容や次の案件のフェーズなどと照合し必要な能力向上に有効に活用できる
 BABOKをビジネスアナリストがスキルアップのための指標として活用を考えた場合、以下の知識体系も同様に世間に公表されているため確認すると面白い。(末尾には私がシステム関係の人間なので、その見地からスキル標準も記載する)
 これら知識は「学問の域をでないのになんでもかんでも規格化して」との批評を受けることもあるが、個人的には実践などで疑問を感じたときに振り返り確認する学問があることは非常に有益であると考えている(完全鵜呑みは危険きわまりないが、ここら辺の領域に携わる人間は、参考資料として学び、取捨選択し、個人の知恵へと昇華することができると考えている人間であろうため、問題ないと考える(実際問題、学問や書籍の情報とはそういうものだろう)

知識体系

PMBOK

 BOK関係では一番有名。プロジェクトマネジメントの遂行に必要な基本的な知識を汎用的な形で体系立てて整理したもの PMBOKでは、プロジェクトを遂行する際に、スコープ(プロジェクトの目的と範囲)、時間、コスト、品質、人的資源、コミュニケーション、リスク、調達、統合管理の9つの観点(「知識エリア」と呼ばれている)でマネジメントを行なう必要があるとしている。適用分野(業界)を超えた標準知識体系を定めることによって、プロジェクトマネジメントの共通概念・用語を設定している。BABOKを読む人が並行して身につけておきたい知識

SABOK

 システムアナリストの知識体系。2008年発行とのことだが詳細不明。知っている人がこのページを見て教えてあげようという奇特な方がいれば著者までお願いします。

SWEBOK

ソフトウェアエンジニアリングの知識体系。開発・保守が対象

EABOK

エンタープライズアーキテェクチャの知識体系(組織の業務手順や情報システムの標準化、組織の最適化を進め、効率よい組織の運営を図るための方法論)。EAは企業のアーキテクチャをビジネス/アプリケーション/技術/データなどの構造に分解しこれを管理、評価する。BABOKはこのビジネスの領域を明確にサポートする。

スキル標準

ITSS
情報処理技術者向けスキルスタンダード。経済産業省が発行する。職種と必要なスキルを定義している。11種類の職種に対してスキル・スタンダードを定め、それをレベル別にまとめた「スキル・フレームワーク」が定められている(職種別に1~7のレベルに分割) 情報処理技術者検定では、高度情報処理の試験合格でレベル4から5までを認定している

UISS
ユーザ企業向けの情報処理技術者スキルスタンダード。経済産業省曰くその目的は以下。
「情報システムの信頼性・安全性の確保が従来にまして強く求められていることを受け、企業における情報システム機能の最適配置及びこれに必要となる人的資源の把握と的確な人材育成のため」らしい。

ETSS
 組み込み系技術者向けスキルスタンダード
 組込みソフトウェア開発に必要なスキルを明確化・体系化したものであり、「スキル基準」、「キャリア基準」、「教育カリキュラム」を提供する


その他知識エリア

スキル標準